肉割れは予防することができます。特に妊婦さんは体重が増えることが予想できるので、事前に対策しておきましょう。
妊娠線の予防法は、保湿することが大前提になります。乾燥した状態が続くと肌のバリア機能が低下し、ちょっとしたことで妊娠線ができやすい状態に。
「肌が乾燥する」→「かゆくなってかきむしる」→「妊娠線が発生」という悪循環に陥ります。妊娠がわかった時点で、妊娠線クリームなどを使ってケアを始めることをおすすめします。
妊娠するとお腹が大きくなる分、体重が増えるのは仕方がないことですが、「妊娠して体重が増えるのは当たり前」という気持ちでいるとあとあと大変なことになってしまいます。
体重が増えるとその分皮膚も伸ばされ、妊娠線の発生率が上昇し、数えきれないほどできてしまうことも。
・BMI値18.5未満の痩せ型→9~12kg
・BMI値18.5~25未満の普通体型→7~12㎏
・BMI値25以上の肥満型→5~7kg
BMIは体重と慎重から計算できます。
BMI=体重(kg)÷[身長(m)× 身長(m)]
妊娠中特に太りやすいのは「つわり明けの時期」と「出産までの1ヶ月間」。
嘔吐を繰り返したり食欲が低下してしまうつわりの症状ですが、この辛い時期が終わると食欲が一気に増すことがあります。
また、臨月の時期は赤ちゃんが下がり胃が軽くなることから、急に食欲が出るということもあります。
食べすぎは禁物ですが、どうしても食欲が止まらない・・・という場合は、ジャンクフードやインスタント食品を避け、栄養バランスがしっかりととれたものを食べるようにしましょう。
家事の量を少し増やしたり、軽いウォーキングやマタニティヨガで無理のない運動を行うものも◎
太ることを恐れて無理な食事制限を行うのはストレスの原因になるので厳禁です。また、生まれてくる赤ちゃんが将来肥満体型になるというけいこもあります。
肉割れはボディクリームで予防することができます。できてしまった肉割れは専用のクリームが効果的ですが、予防が目的の場合は普通の保湿クリームでも代用できます。
冬の乾燥の時期であれば、クリームより保湿性の高いオイルの方が効果的。
クリームやオイルは1度塗れば万全というものではないので、朝と夜の1日2回毎日塗る必要があります。
肉割れができる前兆としてしばしばかゆみが出ることがあります。そういった場合には、クリームで保湿する前にタオルで包んだお礼罪などで冷やすようにしてください。
妊娠線は小学生から高校生にかけての成長期にできる肉割れと違いどれくらいのタイミングでできやすいのか予想がつくので予防もしやすくなります。
肉割れ予防には、ビタミンC、A、Eなど抗酸化作用がある成分を含んだ食べ物がおすすめです。
その他、イソフラボンやリコピンなども肌を健康な状態に保つ働きがある成分として知られています。大豆やトマトに多く含まれるため、積極的に食べるようにしましょう。