肉割れはアロエベラを使ってケアするという方法もあります。アロエベラは人の治癒力を促進する働きがあるということで、主にやけどや切り傷治療として使われています。
今回は、アロエベラの効果と肉割れに使用するときの注意点などをご紹介します。
アロエベラ以外のケア方法は、「おなかやおしりにできた肉割れの治し方」でまとめていますので、気になる方はこちらもぜひチェックしてみてください。
アロエベラとはアロエ属に属する植物で、アラビア半島南部や北アフリカなどが原産地だと考えられています。
日本では、個人で栽培されることが多いキダチアロエも有名ですが、アロエベラは食用として使われるのが一般的です。アロエヨーグルトもアロエベラが使われています。
キダチアロエも食べられないことはありませんが、やや強い苦みを持つためあまり食用として使われることはありません。
アロエベラの効果・効能は、まだ研究段階ではありますが、様々な症状に効果があったという報告があがっています。
いちばん有名なのが殺菌作用。子供のころ怪我をしたときなど庭にあるアロエをちぎって塗ってもらったという経験がある人もいるのではないでしょうか。
アロエには、菌やウイルスを死滅させる作用があるため、怪我をした皮膚に塗布することで肌を清潔に保ち回復を促進させる作用があります。
アロエにはビタミンCやシミケアに有用なアロエシンという成分が含まれています。
また、かゆみの原因になるヒスタミンを抑えるといわれているため、ニキビや汗疱、アトピーケアとして使用されることもあります。
その他、アロエには二日酔い、下痢、便秘、膀胱炎、打撲、糖尿病、高脂血症などの症状にも効果を発揮するという結果が出されています。
・高脂血症ラットに対するアロエ-エモジンの介入効果のLC-MSに基づく尿メタボロミクス研究
・第40回日本成人病(生活習慣病)学会(2006年1月15日)
上にも書きましたが、アロエには美肌効果があるということから肉割れケアとしてもおすすめできます。
いちばんいいのは切りたてのアロエの葉を肉割れ部分に直接塗ることですが、栽培していない人向けにアロエ成分が配合されている美容液、化粧水、クリームなどの販売もあります。
もし直接塗る場合は、適量を取り肉割れに優しく塗布し、数分置いてから濡れたガーゼなどでふき取るようにしてください。その後、乳液を塗るとより保湿効果が高まります。
また、アロエは食べることで美肌効果を得ることも可能です。直接食べることに抵抗がある方はジュースにしたり市販のアロエヨーグルトを食べるのもOKです。
アロエは腸の働きが鈍っているときに刺激を与えて、その働きを改善させることがありますが、逆に摂取しすぎると刺激が強くなりおなかが痛くなることがあります。
便秘改善などで適量摂取する場合はちょうどいいですが、摂りすぎには注意が必要です。
また、直接塗るときにも注意してほしいことが一つあります。
アロエを肉割れに直接塗るとダイレクトに効いて良いのですが、他の植物同様アク(シュウ酸)が含まれているので、人によってはかゆみが出ることがあります。
したがって、直接塗る場合には自洗に手のひらなどで試し塗りしてからかゆみや赤みなどが出ないかチェックすることをおすすめします。
アロエベラが配合されているおすすめの商品を一つご紹介します。
楽天やAmazonでも販売さrているので登録している人はぜひチェックしてみてください。口コミも多数投稿されています。
アロエベラ葉エキスが92%配合され、肌にべたつきを残さずさらっとしたつけ心地が特徴のアロエエキスベラジェル。韓国コスメの中でも人気の高い商品です。