肉割れはクリニック治療で改善させることができますが、費用が高いためできれば自力で治したいと考えている人も多いと思います。
実際のところ、自力で肉割れを治すのは難しいとされています。方法によっては目立たなくさせることも可能ですが、時間がかかるというデメリットもあります。
しかしながら、絶対に無理というわけではないので、今回は自力で肉割れを治す方法をすべてお話ししたいと思います。
普通、切り傷や擦り傷などの怪我をした場合、皮膚の奥にある真皮内の細胞がすぐに修復を始めて元のきれいな肌を形成していきます。
傷の深さにもよりますが、浅いものであれば数日から2週間程度で元の状態に戻ります。(傷口を清潔にし、しっかりと止血を行った場合)
一方肉割れは、表皮ではなくその奥の真皮が断裂を起こすため、表皮細胞の修復に時間がかかり、傷跡が残ってしまうという特徴があります。
真皮が断裂した時にすぐに保湿やクリームの塗布など対応をとることで傷を治すことは可能なので、できるだけ早いケアが大切になります。
ここからは肉割れを自力で治す方法についてお話しします。難しいことは特にないので、できればすべて並行してやっていただければと思います。
まず、常に保湿しておくことが大切です。もともと皮膚は乾燥に弱い性質があります。
特に肉割れは、ざらざらしていたりかゆみがあるなどといった症状がなくても、何もしなければ乾燥するのでしっかりと保湿してあげましょう。
保湿剤はクリームでもオイルでも自分が気に入ったものを使ってOKです。もし、保湿剤選びに迷っている場合は、このサイトの口コミで評価が高いニベアの青缶をおすすめします。
ニベア青缶は妊娠時の予防で使用した人が多く、「効果があった」と答えた人の割合が高いアイテムです。口コミは下の記事で紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
肉割れを自力で治すために欠かせないのが専用の肉割れクリーム。エラスチンやヒアルロン酸など、ニベア青缶には含まれてないような保湿性の高い成分が含まれています。
また、傷を修復する働きを持つ有用成分が含まれているという特徴もあります。
肉割れクリームは一般的な保湿剤と比べると価格が高いため、少量を肉割れに塗った後、上からたっぷりと保湿剤を塗ることで費用を抑えることができます。
肉割れクリームをたっぷりと使用する場合には、保湿剤はなくても大丈夫です。
マッサージには硬くなった皮膚をほぐし、血流やリンパの巡回を改善して、代謝を上げる効果があります。
代謝のサイクルが乱れると肌を守るバリア機能が低下して、肉割れが逆に目立つこともあるので、クリームを塗った後は優しくマッサージすることもセットにして行ってください。
代謝は年齢を重ねるにつれ悪くなるので、時間が経った肉割れほど効果が高まります。優しくなでるようにマッサージするのがポイントです。
ただし、できたばかりの肉割れは逆効果になることもあります。傷が赤い場合や痛み、かゆみがあるときはクリームの塗布だけにとどめておきましょう。
長期的に見たときにおすすめなのが肌(肉割れ)に良いとされる食べ物を積極的に摂ること。食べたからすぐに治るというようなことはありませんが、続けることで効果を実感することができます。
肌に良い食べ物はたくさんありますが、中でもたんぱく質、ビタミンC、Eは皮膚に必要な栄養素が含まれているためおすすめです。
たんぱく質やビタミンC,Eを多く含む食べ物については別の記事でまとめているのであわせて読んでいただくと分かりやすいと思います。
肉割れを自力で治すためには根気が必要です。まずは、2ヶ月間続けてみてください。肉割れの範囲が狭まったり色が薄くなったと感じたらさらにケアを続けてください。肉割れケアは、途中であきらめず続けていくことが大切です。