肉割れというとおなかや太ももにできやすいというイメージですが、実は腕にできることもあります。

 

今回は、腕にできる肉割れの症状とその原因についてまとめました。

 

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腕にできる肉割れの原因

 

腕にできる肉割れの主な原因は筋トレや負荷のかかる運動などです。

 

アームカールやフレンチプレスなどの腕を鍛えるトレーニングを続けると、二頭筋や三頭筋が大きくなり、皮膚が伸ばされ肉割れが起こります。

 

筋トレの中でも腕のトレーニングは多くの人が行っているため、肉割れの発生は避けて通れない道だといえます。

 

ただ、トレーニングのたびに保湿を行ったり、腕を鍛える日の間隔を空けるなどすることで予防することはできます。

 

もし、筋トレを続けている途中で肉割れに気づいたらすぐに保湿をして、2~3ヶ月は腕のトレーニングをお休みすることで悪化するのを防ぐことができます。

 

プッシュアップ(腕立て伏せ)、リバースプッシュアップ、アームカール、フレンチプレス、ハンマーカールなど

 

腕にできる肉割れは、二頭筋、三頭筋、側面、肩など様々な場所にできる特徴があります。

 

人によっては三頭筋からわきの下にかけて、脇を閉じていないと見えないような場所にできることもあります。

 

筋トレをしている人は普段から鏡を見ているとは思いますが、肉割れは発見が早い方が治療の効果が出やすいため、筋肉の成長ぶりと同時に肉割れのチェックもしておくことをおすすめします。

 

 

「肉割れは筋トレの証」という人もいます。


腕に肉割れができる人の特徴

腕に肉割れができる人は男性に多い傾向があります。上でもお話ししたように、腕の肉割れは筋トレによるものが多いため、筋肉量が増えやすい男性に多くなります。

 

もちろん、女性でも筋トレによる肉割れは起きますが、男性に比べると短期間で筋肉量が増えることはあまりないので、女性には少ないといえます。

 

ただし、筋肉ではなく単純に食べすぎなどによる急激な体重の増加で腕肉割れができることもあるので、女性であっても油断は禁物です。

腕にできる肉割れの症状

腕にできる肉割れの症状はその他の場所にできるものと同じです。

 

最初は赤や紫の線が1~2本出てきます。この状態で気づかず筋トレや運動を続けると、本数がどんどん増えていきます。

 

人によっては痛みやかゆみが出ることがあるので、そのような症状が出たらすぐに対処する必要があります。痛みが耐えられないようであれば、病院で診てもらうことをおすすめします。

 

赤い線はしばらく放置するとだんだんんと薄くなり白い色へと変わります。避けた部分の深さが浅いと薄く目立たなくなりますが、深いと凹凸を帯びるようになります。

 

白くなった肉割れを消すのは難しいので、できるだけ早い段階からケアをするのがポイントです。もし、白くなってから気づいた場合であっても、セルフケアやクリニック治療は可能です。

腕にできた肉割れの治し方

腕にできてしまった肉割れの消し方でいちばん優先したいのが保湿です。肉割れに限らず肌は乾燥状態が続くと荒れやすくなるので、クリームなどを使って保湿することが大切です。

 

ワセリンや尿素入りクリーム、馬油など、保湿効果があるものなら何でもOKです。ただし、アレルギーもあるので、もし合わない場合は他のもので試してみてください。

 

その他、肉割れケアに有用な成分や傷の修復成分が配合された肉割れ用クリームの販売もあるので、より効果を得るにはこういったものを使用するのもおすすめです。

 

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