肉割れの治し方には自力(セルフ)でケアをする方法とクリニックなどでの治療の2種類があります。今回は肉割れの治し方について一般的によく用いられる方法をご紹介します。

 

セルフケアでの肉割れの治し方

 

まずは、セルフケアで行う肉割れの治し方です。いちばん一般的なのがクリームを使う方法、そしてマッサージで血行をよくする方法があります。

 

肉割れクリームを使用する方法

 

肉割れを治すことを目的にして作られたクリームを使用することで、症状を目立たなくさせることができます。ただし、症状が酷かったりできてから時間が経ったものなどを完全に治すのは難しいとされています。

 

できてしまった肉割れではなくて予防のみが目的の場合は、肉割れクリームの他、オイルや保湿クリームなども効果的です。

 

肉割れ用のクリームは、保湿クリームなどに比べてやや値段が高くなりますが、クリニックで行う肉割れ治療に比べれば安く済ませることができます。

 

マッサージをする方法

 

肉割れは、マッサージをすることで目立たなくさせることもできます。マッサージをすると血行がよくなりターンオーバーを促進できるため、肉割れが目立たなくなるという仕組みです。

 

マッサージの際に肉割れクリームも使用するとさらに効果的です。マッサージには肌を柔らかくする効果もあるので、肉割れクリームに含まれる有用成分が浸透しやすくなります。

 

マッサージは時間が経って白っぽくなった肉割れに有効です。できたばかりの肉割れにマッサージをすると逆効果になることがあります。

 

その他、保湿クリームやアロマを利用することも可能です。

 

おしりや太ももの肉割れも治し方は同じ

 

肉割れはどの部位にできたものでも基本的な治し方は同じです。クリームやオイルなどを1日2~3回患部に塗って、マッサージをすることが基本になります。

 

もし、かゆみがある場合には、タオルで包んだ保冷剤を当てるなどしていったん冷やしてからクリームを使用してください。思いのままかきむしってしまうと肉割れが悪化することがあります。

 

男性も女性も肉割れの治し方は同じ

 

肉割れは、女性だけではなく男性にもできることがありますが、治し方は全く同じです。

 

肉割れクリームは女性向けにデザインされたものが多く、購入を躊躇してしまいがちですが、インターネット販売も行っているのでぜひチェックしてみてください。

 

ショップによっては段ボールに商品名を掲載しないところもあります。個人的には、ノコアという肉割れクリームはデザインもシンプルなので男性の方も使いやすいと思います。

 

もし、肉割れクリームで効果を得られない場合には、クリニックでの治療で治す方法もあります。

 

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クリニックで行う肉割れ治療

肉割れ対策用のクリームを使用して目立たなくさせることはできますが、それでも完全に消すことは難しいといわれています。

 

そのため、次の段階としてクリニックでの専門的な治療という方法があります。

 

レーザー治療

 

サーマクールやフラクショナルなどを使用して肉割れを治療する方法です。レーザー治療では、肉割れで断裂してしまった皮膚がコラーゲンを生成するため、肉割れを消すことができるといわれています。

 

ただし、レーザー治療はクリニック治療の中で費用が高いというデメリットがあり、症状によっては50万円以上かかることもあります。また、治療した場所が腫れたり赤くなることもあります。

 

炭酸ガス(炭酸メソ)

 

炭酸メソは、海外で10年以上の実績がある治療法で、施術には注射を使用します。肌に一時的にダメージを与えることで肌内のコラーゲンを増やし皮膚再生能力を高め、肉割れを消していくという方法です。

 

治療時間が短く、大きな副作用も報告されていないため、比較的安全な治療法だといえます。

 

治療に針を使用するのでその際に少し痛みがあることがあります。

 

ダーマローラー・ダーマペン

 

ダーマローラーは髪の毛より細い針が無数についたローラーで、人体の生理的反応を利用してコラーゲンを増殖させ、肉割れを修復する治療法です。

 

広範囲の施術が可能なため、肉割れが複数できて切る人におすすめの治療法になります。

 

ただ、強い力でローラーを転がさなければ効果が得られないため、塗る麻酔だけでは痛みを生じることもあるというデメリットがあります。

 

ダーマローラーと同じように針を刺して行う施術にダーマペンというものがあります。このダーマペンはローラーより皮膚に刺さる針の数が多く、効果が高くなるのが特徴です。

 

また、ローラーと違いペンだと皮膚に垂直に針が刺さるため、表皮の損傷を最小限に抑えられるというメリットがあります。

 

パラメディカルアートメイク

 

皮膚疾患や手術で失われた乳輪にゃ乳頭をデザインする目的で行われる(パラメディカル)アートメイクですが、この施術は肉割れ治療でも行われることがあります。

 

施術の内容は、皮膚の浅い部分に皮膚と同じ色素を注入するというもの。麻酔を使用している病院もありますが、それでもやはり皮膚に針を入れるので多少の痛みを生じます。

 

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