ニキビやあかぎれケアとして有名なオロナインですが、肉割れにも効果があるのでしょうか。配合されている成分解説や投稿された口コミをもとに検証していきたいと思います。
肉割れケア用のクリームは他の記事でもご紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
オロナインの成分とその効能
オロナインの主成分は、クロルヘキシジングルコン酸塩液で、殺菌・消毒薬として広く使われている成分です。
その他、添加物として、ラウロマクロゴール、ポリソルベート80、硫酸アルミニウムカリウム(ミョウバン)、グリセリン、オリブ油、ステアリルアルコール、サラシミツロウ、ワセリン、自己乳化型ステアリン酸グリセリル、香料、精製水が含まれています。
成分別の効能
・ラウロマクロゴール…乳化薬
・ポリソルベート80…乳化剤
・硫酸アルミニウムカリウム…止血剤
オロナインは肉割れにも使える?
オロナインの効能・効果を見てみると、
と表示されています。
オロナインに含まれる成分を見てもわかりますが、肉割れにとって必要な「肌の修復を助ける成分」は含まれていないので、残念ながらケアとして使用してもそれほど効果は期待できません。
ただ、殺菌・消毒効果はあるので、もし肉割れができている場所やその周辺にニキビのようなものができていたらオロナインで治療することが可能です。
オロナインの副作用
オロナインは強い薬ではないので、それほど副作用は報告されていませんが、全くないわけではありません。
現時点でオロナインの副作用として報告されているのは、発疹、赤み、かゆみ、腫れなど。もし、一度塗ってみてそのような変化があった場合には、すぐに使用をやめてください。
また、2017年に1度アナフィラキシーショックの症状があったことも報告されています。具体的な症状は、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、息苦しさ、動機、意識の混濁など。これらは、使用後すぐに表れる症状です。
オロナインの種類
オロナインは全部で5種類の販売があります。
・11gチューブ
・50gチューブ
・30g瓶
・100g瓶
・200g瓶
初めて使う場合は、副作用の心配や効果の度合いが不明な部分もあるので、いちばん量が少ないタイプをおすすめします。
オロナインの使い方
肉割れ部分に吹き出物ができてしまったら、その部分に少量のオロナインをすりこみます。念のため塗る前に患部を洗ってきれいな状態にしておいてください。
吹き出物で腫れた部分をつぶしたりかきむしったりして多少の血が出ている場合でも使用可能です。
オロナインには傷口を消毒し可能を防ぐ効果があるので、患部が今以上に悪化するのを防いでくれます。
毎日使ってもOKですが、5~6日間使用しても効果が出ない時は、他の病気も考えられますので、使用を中止し医師、薬剤師に相談してください。
オロナインは、赤ちゃんや妊婦さんでも使用できるので、妊娠線にニキビができてしまった時にもおすすめです。
オロナインの口コミ
肉割れケアとしてオロナインを使用した方々の口コミです。数は少ないですがご紹介していきます。

15歳女性
赤みがある肉割れをお尻に発見したので、家にあったオロナインを塗ってみました。3日ほどで赤みは引きましたが、肉割れ自体はまだ残っています。

17歳男性
部活を始めて半年くらいで肉割れができてしまったのでオロナインを塗っているのですがいまだに治っていません。

14歳女性
オロナインを塗った上から絆創膏をつけてケアをしています。今のところあまり変化がないのですが、もう1週間続けて何も変わらなければもう少し高いクリームを買おうかなと思っています。

20代女性
ダメもとでオロナインを塗り続けていますが・・・やはり効果はありません。最初にひどかったかゆみはなくなりました。
オロナインは薬局で安く手に入ることから、若い方の口コミがほとんどでした。肉割れが消えたという口コミはありませんでしたが、赤みやかゆみは消えた人は多かったようです。